[リポート]モルガン・スタンレー、本土系電力株の慎重な見方
2008年07月16日 18時01分
香港(XFN-ASIA)モルガン・スタンレーは、このほど政府は電力価格を引き上げ、また電力用石炭価格を抑制するなど措置を採ったが、これによって本土系電力企業が増益力を戻したとは言い難いとし、電力業の見通しに慎重な見方を示した。石炭価格は下がる傾向がなく、次に電力価格が再び引き上げられるのは早くても第4四半期になる見込みで、それもインフレの促進を懸念してわずかな引き上げでとどまるだろうという。
フアネンパワー(HK 00902:SHA 600011:NYSE HNP)と華電国際電力(HK 01071:SHA 600027)は、石炭価格の上昇を受けて、上半期は赤字の見通しとすでに発表している。同機関の予想では、大唐発電(HK 00991:SHA 601991)も大幅な減益、または赤字に転落する見込みで、チャイナリソーシズパワー(華潤電力:HK 00836)は黒字を維持するだろうが、前年同期の水準を下回る見込みだ。
同機関によると、電力用石炭に対する政府の価格干渉措置も石炭価格をコントロールできておらず、契約違約が深刻化している。石炭の質は低下しているが、電力業者は足元を見られ高い値で石炭を購入しているのが現状という。
XFN SP/YRK
本サービスに関するお問い合わせは、jpnews@xinhuafinance.comまで。