中国株 : 推奨銘柄

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第6回 中国株推奨銘柄 中化化肥控股有限公司
香港No.1ファンドマネージャー ジョセフ・ラウ氏が選ぶ注目の中国株
ジョセフ・ラウ(Joseph Lau)
中化化肥控股有限公司(中化化肥)(00297)
年間運用成績119パーセント(理柏調べ)を誇るファンドが注目する企業を紹介します。
中化化肥(香港 00297)
1. 中国流通業界の大手
 中化化肥は、17パーセントの市場シェアを持つ中国最大の肥料流通業者です。26の省を網羅し、中国の全農地の91パーセントに製品を流通させています。同社の流通アウトレット1,672店のほとんどが小規模農家と直接取引をしており、同業種への高い参入障壁となっています。

 同社は中国のカリ市場でトップの地位を保ち続けており、2007年には55パーセントのカリが同社によって取引されました。
2. 統合されたビジネス・モデル
中化化肥は、様々な肥料製品の研究開発、生産、調達、流通を含む垂直統合型のビジネス・モデルを持っています。
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3. 親会社からの強力な援助
 中化化肥の親会社であるシノケムは、最大手の国営企業の一つであり、シノフォートの市場シェア獲得やカリ輸入ライセンスの維持といった面で今後も支援を続けると考えられます。
4. 2008年から2010年に営業収益を20パーセント以上増加させる計画
 今年中に中国の流通アウトレットを2,000にまで増やし、2010には国内市場シェアが25パーセントに届くようにする。

 2008年中に自社の肥料生産能力を1,000万トンに、2010年には1,500万トンにする。

 カリ肥料の自社供給を確保するために、生産段階のネットワークを広げる。
5. 投資理論
 シノフォートは、カリの仕入れコストの上昇や輸入量減少によるカリの売上量の減少といった問題があるにもかかわらず、(政府の厳しいコントロール下にあるために)値上げが出来ないため、差益の縮小にみまわれる可能性があります。一方で、カリ価格の上昇によって、18.49パーセントの株式を所有する青海ソルト・レイクの収益が大幅に伸びると予想されており、他のマイナス要因を一部相殺できると思われます。同社の株式は現在、2008年の予想株価収益の16.7倍で取引されており(ブルーンバーグ・コンセンサスによる)、2008年から2010年の年CAGR(平均成長率)34パーセントというのは、妥当な線と考えられます。我々は、シノフォートを買いと格付けし、今後12ヶ月の目標株価を7.61香港ドルとします。これは、2009年のPERの18倍に相当します。

 
2008(予想)
2009(予想)
2010(予想)
営業収益(百万香港ドル) 48,63462,50977,293
増減(%) 65.2% 28.5% 23.7%
純利益(百万香港ドル) 2,287 2,926 3,554
Change(%) 77.8% 27.9% 21.5%
一株あたり利益(香港セント) 0.333 0.423 0.511
増減(%) 55.3% 27.0% 10.9%
株価収益率 16.7 13.1 10.9
sources : Bloomberg (1香港ドル=0.8801人民元) 2008年8月1日の終値:5.56香港ドル

中化化肥(香港 00297)
 
日本語企業名
中化化肥
英文企業名
Sinofert Holdings Limited
企業略称
Sinofert
取引所
香港 (00297)
設立年月日
1994年05月26日
ジョセフ・ラウ(Joseph Lau)
ジョセフ・ラウ
タイフック・アセット・マネジメントマネージングダイレクター
ロンドンと香港でジャーディン・フレミング・インベストメント・マネジメントとシュローダー・インベストメント・マネジメントでファンド・マネージャーを歴任
グローバル投資で豊富な経験を持ち、ポートフォリオのリスク・コントロールと投資に金融ディバティブを駆使する
香港証券先物委員会の第4種(証券アドバイザリー)、第5種(先物契約アドバイザリー)、第9種(資産運用)免許を保持。CFA,香港大学修士

タイフック・アセット・マネジメント(大福証券)について
大福証券有限公司(「大福証券」、 証券コード:00665 ) は新創建集団有限公司( 証券コード:00659 )の傘下会社です。また新創建集団有限公司は、インフラ建設および関連サービスに従事する新世界発展有限公司(証券コード:0017)の子会社で、主に香港と中国本土、マカオで事業を展開しています。
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