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交通銀行(03328) | |
年間運用成績119パーセント(理柏調べ)を誇るファンドが注目する企業を紹介します。 |
2008年の第1四半期の決算は好調
B.COMs(交通銀行)の2008年の第1四半期の純利益は、前年比108パーセント増の78億9300万人民元に達しました。これは通年の利益予想の27.5パーセントにあたり、市場予想範囲の上限でした。好調な決算の背景には、次のような要因が挙げられます。
1)2007年の6回にわたる利上げを受けて債権の価格見直しが行われた影響が遅ればせながら現れ、総金利差が前四半期比で18 bps (ベーシスポイント)広がり、定期預金の増加が加速したことによる資金調達コストの上昇を相殺できたこと。
2)債権の増加と預金の増加が共に好調な一方で、2008年第1四半期の国内人民元債権が5.9パーセント増加したこと。
3)ファンド売上げの減少にもかかわらず、多くの業務が好調だったために、総手数料が前年比70パーセント増加したこと。
4)実質税率が46.9パーセントから22.8パーセントに低下したこと。
1)2007年の6回にわたる利上げを受けて債権の価格見直しが行われた影響が遅ればせながら現れ、総金利差が前四半期比で18 bps (ベーシスポイント)広がり、定期預金の増加が加速したことによる資金調達コストの上昇を相殺できたこと。
2)債権の増加と預金の増加が共に好調な一方で、2008年第1四半期の国内人民元債権が5.9パーセント増加したこと。
3)ファンド売上げの減少にもかかわらず、多くの業務が好調だったために、総手数料が前年比70パーセント増加したこと。
4)実質税率が46.9パーセントから22.8パーセントに低下したこと。
不良債権の前期比微増が主な懸念材料
他の銀行とは異なり、B.COMsの不良債権は前四半期比で微増しており、延滞債権の額も前四半期比で8パーセント増加しています。結果、アセット・クオリティ(資産力)のリスクが同業者の中で最も高くなっています。製造業と交通業界への貸し出しが最も多いこと(債権の38パーセント)やリスクの高い民間企業への貸し出しが多いこと(企業への貸し出し総額の40パーセント)などを考えると、B.COMsは、同業者と比べて米国の景気後退の影響を受けやすいと思われます。
投資理論
この先数年間、中国の経済成長は順調であると、われわれは考えています。銀行業は、力強い経済成長から大きな恩恵を受けるセクターであり、金融引き締め政策は、経済の過熱を抑えると考えられます。
B.COMsは、同社の大株主であるHSBCとの良好な関係によって、その経営力を向上させてきました。HSBCの持ち株比率が上がり、大金融企業グループの一社として格付けされることは、B.COMsが将来的に良い方向へ向かうきっかけとなるでしょう。われわれは、B.COMsをアウトパフォームと格付けし、今後12ヶ月の目標株価を15.31香港ドルとします。これは年末の人民元/米ドルの為替レートを6.5とした場合、2009年通年の株価利益の18倍に相当します。
B.COMsは、同社の大株主であるHSBCとの良好な関係によって、その経営力を向上させてきました。HSBCの持ち株比率が上がり、大金融企業グループの一社として格付けされることは、B.COMsが将来的に良い方向へ向かうきっかけとなるでしょう。われわれは、B.COMsをアウトパフォームと格付けし、今後12ヶ月の目標株価を15.31香港ドルとします。これは年末の人民元/米ドルの為替レートを6.5とした場合、2009年通年の株価利益の18倍に相当します。
2007 | 2008(予想) | 2009(予想) | |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万人民元) | 62,789 | 77,046 | 90,959 |
| 増減(%) | 43.2% | 22.7% | 18.1% |
| 純利益(百万人民元) | 20,274 | 28,848 | 34,871 |
| 増減(%) | 65.2% | 42.2% | 20.9% |
| 一株あたり利益(人民元) | 0.42 | 0.59 | 0.71 |
| 増減(%) | 55.6% | 40.5% | 20.3% |
| 株価収益率 | 21.65 | - | - |
| sources : Reuters | |||
ジョセフ・ラウ(Joseph Lau) タイフック・アセット・マネジメントマネージングダイレクター ロンドンと香港でジャーディン・フレミング・インベストメント・マネジメントとシュローダー・インベストメント・マネジメントでファンド・マネージャーを歴任 グローバル投資で豊富な経験を持ち、ポートフォリオのリスク・コントロールと投資に金融ディバティブを駆使する 香港証券先物委員会の第4種(証券アドバイザリー)、第5種(先物契約アドバイザリー)、第9種(資産運用)免許を保持。CFA,香港大学修士 タイフック・アセット・マネジメント(大福証券)について 大福証券有限公司(「大福証券」、 証券コード:00665 ) は新創建集団有限公司( 証券コード:00659 )の傘下会社です。また新創建集団有限公司は、インフラ建設および関連サービスに従事する新世界発展有限公司(証券コード:0017)の子会社で、主に香港と中国本土、マカオで事業を展開しています。 |
- 第6回 中化化肥 - 2008年09月16日 11時00分
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